6月に始まった東南アジアの経済混乱は、日本のセメント業界再編の一因になった。10月2日に業界1位の秩父小野田と3位の日本セメントが合併を発表したが、その背景には「この業界の先行きに明るい材料がなくなった」(日本セメントの木村道夫社長)という嘆きがある。東南アジアへの輸出急減は、セメント業界の「最後の明かり」を消したのである。(7ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1223文字
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