第2次世界大戦で亡くなった画学生の絵ばかり300点以上を集めた美術館が今年5月、長野県上田市の郊外に開館した。つくったのは、国でも自治体でも遺族団体でもない。窪島誠一郎という1人の男性だ。もうすぐ56歳になる窪島は、近くで「信濃デッサン館」というこじんまりとした私設美術館を20年近く営んでいる。 窪島が新しく建てた美術館に飾っているのは、こんな絵だ。(88〜90ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4385文字
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