自分のことを「天才」だと言える人は少ない。ましてや、それを他人にも認めさせられる人は極めてまれだ。アラーキーこと、写真家の荒木経惟のぶよし氏はその数少ない1人と言える。個性的な風貌や言動が目立つばかりに異端児と見られがちだが、コピー機を使った『ゼロックス写真帖』(1970年)をはじめ、写真界に新しい技法や意味を次々ともたらした天賦てんぷの才の持ち主だ。(162ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:461文字
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