日興証券は1999年1月、これまでの日本企業の常識を覆す、大胆な実力主義賃金制度を導入した。部門の業績や本人の営業成績などに応じて年俸が支払われ、年齢・入社年次が同じでも最大で約10倍の年収格差がつくというもの。入社8年目以上の管理職クラス約2000人が対象となった。 新制度の中身をざっと紹介しよう。まず、対象者全員に「ベース年俸」と呼ばれる固定給が支払われる。(24〜29ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:8821文字
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