3月25日、緊急の記者会見に臨むダイエーの鳥羽董社長は苛立っていた。それは3年連続の業績の下方修正と上場来初の無配という不名誉な発表をしなければならなかったからではない。 鳥羽社長の苛立ちは、この日、再建計画の一環として関連会社のリクルートを売却するという情報が駆け巡ったことへの怒りにあった。(10ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1736文字
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