金融行政の変貌ぶりを象徴するのが、金融監督庁が今年4月に公表した金融検査マニュアルだ。 なぜ、監督庁は金融検査マニュアルを作ったのだろうか。この答えを探るうえで、興味深いエピソードがある。今も多額の不良債権に苦しむある財閥系銀行の役員が、バブル崩壊後の1990年以降、大蔵省の検査官をどうやりすごしたかを語ったものだ。(45〜47ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4671文字
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