2年後に控えたクウェートとの権益更新交渉が決裂すると会社そのものが消滅してしまうのがアラビア石油だ。 昨年、同社はサウジアラビアに持つカフジ油田の権益を失効し、約1800億円の売り上げの約半分を失う事態を招いた。“和製メジャー”墜落の原因として批判の矢面に立たされたのが通産省(現・経済産業省)OBの小長啓一アラビア石油社長(70歳)だった。(15ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:762文字
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