1999年から2000年前半の大幅な株式上昇を支えた、情報技術(IT)革命による成長性の上昇と、不良債権処理のヤマ場越えによる金融安定化という2つの要因は幻想であった。1998年10月から2000年2月までの1年余りの間に株式時価総額は245兆円から497兆円へと倍増したが、これはバブル期にもなかった株価急騰であり、まるで白昼夢であった。(16ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1510文字
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