「日本の財政はやや破局に近い状況にある」——。宮澤喜一財務相の3月8日の発言は、政府がこれまでひた隠しにしてきた日本経済の病巣を白日の下にさらす結果となった。後から本人が発言を訂正しても、円売りに歯止めがかからなくなり、13日には日経平均株価は1985年2月以来16年ぶりに1万2000円の大台を割り込んだ。(4〜6ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4346文字
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