4月24日、自由民主党第20代総裁に選出された小泉純一郎は、就任の記者会見で「改革意欲をはっきり示すことが重要だ。日本はまだまだ余力がある。悲観するものではない」と力強く語った。だが、小泉は彼自身と日本経済に残された時間が、実は非常に短いことをどこまで認識しているのか。 「歴史的な政策転換」——。こう評された日銀の量的緩和策。(30〜34ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:6535文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。