松下電器産業の財務担当者は、証券アナリストに対してこう説明しているという。欧州携帯電話市場の不振と米パソコン市場の成長鈍化が巻き起こしたデバイス不況の大波が、改革途上の松下を直撃しているのだ。 ヒット商品がなく、しかも高コスト構造を温存していると言われながら、ここ数年それなりに利益を出したのは、世界的な携帯電話ブームに牽引された面が大きかった。(40〜41ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3533文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。