小泉純一郎首相が目指す構造改革は、経済財政諮問会議がまとめた基本方針の素案を見る限り、経済を動かすために資源を動かすという面で、方向に合致しており、評価できる。 例えば、特殊法人改革がそうだ。「政府系金融機関がメーンバンク」と言ってはばからない企業人がいるが、これは市場経済に照らせばおかしな話だ。市場のらち外で動く公的なカネのウエートが高すぎる。(6〜7ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3245文字
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