日経ビジネス 2001/07/16号

時流超流・トレンド 景気読み筋
拙速な不良債権処理は回復の足かせに
東海銀行資金証券部チーフストラテジスト 木村  喜由

 日本経済の長期低迷の原因は、金融機関が抱える巨額の不良債権であり、成長を取り戻すためには一刻も早く処理することが必要であるとの認識が広まっている。だがこの論理には2つの落とし穴がある。 第1に、不良債権を処理した後に景気拡大を招くような新興産業が存在しなかった場合、単に失業率が上がるだけで景気も財政も改善しない。(16ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1483文字

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update:19/09/24