なぜ公共事業はやめられないのか。政治家の地元への利益誘導に利用され、国民の生活水準向上を目指すという本来の趣旨から逸脱してしまったためだ。そして、いつしか公共事業の恩恵で生活する人々を路頭に迷わせないようにするため、公共事業は減らすに減らせなくなった。 小泉純一郎首相は「聖域なき構造改革」の中で、公共事業費削減を打ち出している。(184〜189ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:6420文字
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