この10年、日本の証券業界は顧客への損失補填や、総会屋への利益供与で揺れに揺れ、社会的信用を失った。みずほフィナンシャルグループの証券会社、みずほインベスターズ証券(旧勧角証券)も例外とは言い切れない。 1994年、勧角証券は有価証券の含み損を転売する、いわゆる「飛ばし」取引で500億円もの損失を出した。大株主である第一勧業銀行のある幹部は、当時の状況を明かす。(32〜33ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3045文字
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