新生銀行は、破綻した日本長期信用銀行の融資のうち保有しても問題がないと国が判断した融資を引き継いだ。融資の譲渡をキャンセルする解除権が契約で保証されている。解除権とは、もともと譲渡すべきではなかった融資を譲渡してしまったことに対して譲渡をキャンセルする権利のことだ。 今になって新生銀行が解除権を行使することをとがめる風潮がある。(138ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1714文字
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