時流超流・トレンド
石播、一石二鳥の造船統合　住重との交渉を終始リード、艦艇事業を実質「吸収」

　経営改革への足取りが遅い——。そう批判されることが多い重工メーカーにしては、素早い対応だった。　石川島播磨重工業は2002年10月をメドに、造船部門を分社化し、住友重機械工業の防衛庁向け艦艇事業と統合することを決めた。川崎重工業との事業統合計画が白紙に戻ってから約2カ月での“電撃発表”だ。(12ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数：1734文字

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