先日、日本銀行の統計データを見て驚いた。1990年度と2000年度を比べると、法人部門(金融機関を除く)の金融資産が14%マイナスの743兆円に減少している一方で、家計部門の金融資産は40%プラスの1418兆円に増えているのだ。 データからは、「やせ細る企業、肥え太る個人」といった構図が浮かび上がる。(81ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1732文字
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