恐らく霞が関の経済官庁の官僚が今、最も警戒し、煙たがる経済学者なのだろう。税制改革論議が山場を迎える中で、中心的な役割を演じているのが大阪大学教授で政府の経済財政諮問会議の議員を務める本間正明氏(58歳)だ。「民間の活力を引き出す改革を」と、硬直的な税制に切り込む姿には、果敢さとともに孤独感も漂う。 国会議事堂を間近に望む内閣府の一 室。(16ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1754文字
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