人口は多いが、所得は低い。国は広いが、モノを運ぶのもカネを回収するのも大変。法治よりも人治で、政策や法解釈がくるくると変わる——。常識で考えると、中国は苦労ばかり多くて利益の少ない市場のはずだ。にもかかわらず、世界の一流企業がなぜ競って中国を目指すのか。既存の常識では推し量れぬケタ外れの商機を、敏感に嗅ぎ取っているからにほかならない。(28〜34ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:11465文字
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