1990年代、タカラは重大な経営危機に瀕した。創業者の後を継いだ長男は「組織経営」を掲げ、部門の細分化、権限の委譲などを進めたが、官僚主義や減点主義などの弊害を招き、業績が急速に悪化した。2000年、社を離れていた二男・佐藤慶太社長が就任。抜本的な改革に乗り出すことで、タカラは“V字回復”を遂げる。(82ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:635文字
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