東京・有楽町、午後6時。辺りが夕闇に包まれた頃、ビックカメラ有楽町店は、ひときわ眩まばゆい光を放つ。ビルの壁面にはネオンが輝き、周囲の無機質なオフィスビルから浮かび上がる。そこに吸い込まれていくサラリーマンやOLたち。1階はラッシュ時の駅のホームのようにごった返す。 そんな人々の脳裏から、この場所がかつて「そごう東京店」だったことは忘れ去られようとしている。(34〜37ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:5337文字
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