「構造改革特区」はある意味、画期的な政策である。特区により戦後初めて、地方自治体は「霞が関」の押しつけではない政策を立案する機会を得た。自ら知恵を絞り、実行し、責任を持つ。要求するのはお金ではなく、権限。卑屈になる必要もない。画期的というのは、そういう意味である。日本が変わるとすれば、辺境から。そんな予感さえ漂わせる。(38〜40ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4497文字
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