イラクに対する今回の攻撃は、米国の軍事的な優位を改めて見せつける一方、戦争当事国である米国の経済的な弱点をさらけ出す可能性がある。世界の投資資金は米ドルを敬遠し、行き場を求めてさまよい始めた。ドル離れは裏を返せば円高という形で日本経済に試練を与える。中東を舞台とした戦争は「対岸の火事」では済まされない。(191〜192ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3241文字
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