熊谷組は4月4日、準大手ゼネコン(総合建設会社)の飛島建設との経営統合を発表した。両社合わせて金融支援は1兆5000億円に上る。とりわけ熊谷組に対する主力行、三井住友銀行の過剰なまでの支援ぶりが際立つが、実は熊谷組が「法的整理やむなし」との思いに傾いた決定的な1日があった。 「これはまずい。もう、持たないかもしれん。少なくとも、うち単独での生き残りは難しい。(9ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1793文字
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