三井化学と住友化学工業の合併交渉では、最後まで両社の株式交換比率が株主に提示されることなく、破談に終わった。 どちらの株式をどれだけの割合で交換するかは「買い物する時に値段を確かめる」に等しい。だからこそ経営者だけでなく、株主にとって大切な情報と言える。企業の買収や合併が多い米国では、比率を決めてから発表するのが常識だ。(12ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1319文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。