「SARSの影響が長引けば、6〜7月には取り返しのつかない事態に陥りかねない」——。中国で猛威を振るう新型肺炎SARS(重症急性呼吸器症候群)が、製造業のサプライチェーンに深刻な危機をもたらしている。香港や広東省では、日系企業の駐在員の間で「6月危機」が囁かれ始めた。 中国にある日本メーカーの工場や生産委託先は、今のところほぼ平常通りに操業を続けている。(12〜13ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3129文字
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