イラク戦後国際経済の焦点は、ドル為替レートの動向に絞られる。米国に1980年代当時の規模を上回る「双子の赤字」が生まれるのは必定で、ドルは趨勢的に弱含む。ここでドルが自由落下に近い状態になるのかどうか。グローバル化の進展はそれを阻むと見る楽観論に、今やや影が差してきた。 SARS(重症急性呼吸器症候群)の悪影響を恐れねばならなくなったからだ。(8〜9ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3666文字
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