江戸時代後期、幕府に反旗を翻す内乱を起こした大塩平八郎。体制の悪い部分を切り捨て、改良できるところは改良し、全体を健全な姿によみがえらせようとした「大塩平八郎の乱」は、まさに構造改革への挑戦だったと著者は位置づける。本書は改革者・大塩という視点で、その足跡をたどる。 当時、幕府や奉行所、各藩は腐敗しきっていた。贈収賄が横行し、「地位も出世もカネ次第」。(61ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:645文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。