V字回復が合言葉だったエレクトロニクス業界の2003年3月期決算。そこで爆発的な回復力を見せたのがカシオ計算機だ。 増収率は15.3%に達し、競合メーカーを圧倒した。数少ない「勝ち組」のシャープ(11.1%)も、こと増収率に限ればカシオの敵ではない。連結経常損益は178億円の赤字から122億円の黒字へと回復、1957年の会社設立以来初めて経験した赤字から一気に息を吹き返した。(30〜33ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4556文字
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