日本の雇用全体の58%を占めるサービス産業の労働生産性が米国と比べて極めて低いことを見た。すでに世界的に見てトップレベルの生産性を誇る日本の輸出主導型製造業にこれ以上国全体が依存しても、日本経済の高い成長は望めない。GDP(国内総生産)をさらに高めるには、流通、医療、旅行、運輸、生活サービスといったサービス産業の労働生産性を上げるのが一番の近道だ。(52〜55ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4494文字
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