紙パルプ各社の2004年3月期は久々に好決算となりそうだ。中でも王子製紙の急拡大が目立つ。連結経常利益は前期比1.5倍の730億円と、16期ぶりに最高益を更新すると見られる。 2001年3月に、日本製紙と大昭和製紙が経営統合し日本ユニパックホールディングが誕生、紙パ業界は王子紙との2強時代に入った。もっとも、王子紙の好業績はリストラ策で先行している面が大きい。(20ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1588文字
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