特集　２００４年　日本復活宣言　第１部
2004新春「私の復活宣言」I　キヤノン社長　御手洗　冨士夫　「自前」を持てば世界で勝てる

財務が劣化している。これが1995年に私が社長に就任した時のキヤノンの実態でした。それでまず、短期的な目標を財務の立て直しに置きました。当時は事業部制が行き過ぎ、投資が無駄を生んでいました。儲からない事業の赤字が拡大し、お金が足りなくなったと言っては安易に借金を重ねていたのです。当時、借金は8400億円もありました。(36〜37ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数：2196文字

(※)　「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ（お客様情報の入力へ）」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。