2001年末、NTN社長の鈴木泰信は病室の天井を見ながら自らを奮い立たせていた。この年の11月、前社長の伊藤豊章が急逝、副社長だった鈴木の登板が決まった。しかし、就任後に自身の病気が発覚、医師は「2年間が病気克服の勝負になる」と言う。 「2年で事業改革の決着をつける。半ばで倒れても、後任が後戻りできんところまで道筋をつける」。(38〜41ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:5262文字
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