花王への化粧品事業の売却交渉を打ち切り、産業再生機構の支援を仰ぐ——。2月16日、東京都港区のホテルで開かれたカネボウの会見は、多くの関係者の予想を覆す内容だった。カネボウは化粧品事業を切り離して新会社を設立し、そこに産業再生機構が50%超の資本を注入するというのだ。事実上、自主再建を断念したことになる。(6〜7ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3034文字
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