1990年代以降、日本経済の低迷とは反比例するがごとく拡大を続け、わが世の春を謳歌した市場、それが「エコノミストあるいは経済評論家」と呼ばれる人たちの市場だと著者は論じる。経済の先行きを予測して市場に示唆を与える役割とは別に、自らの声(分析・予測)に注目を集め、「声の市場」の拡大を図るべく「もっともらしい解釈を見つける」ことに奔走するのが彼らの持つ一面だと厳…(75ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:633文字
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