第２特集　伝統企業が再び成長へ　第１章
もう「安定路線」に戻らない
日清製粉グループ本社

　6月25日。創業104年の歴史を刻む日清製粉グループ本社は大きな節目を迎えた。創業一族に連なる正田修が社長から会長に退き、食品事業を統括する子会社、日清フーズ社長の長谷川浩嗣に18年ぶりにバトンが手渡された。この人事にこそ、日清製粉グループの変貌ぶりが投影されている。　「今度の株主総会後にグループ本社の社長をやってもらう」。(154〜155ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数：2458文字

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