騒然とした雰囲気の中、報道陣の怒声が響く。フラッシュがあちこちでたかれ、押収物を運び出す検察係官の列は、いつまでも途切れない。 2003年7月2日。リコーCSR室長の平井良介は、空しさを感じながらテレビ画面に見入っていた。映っていたのはリコーエレメックス(名古屋市)への強制捜査の模様。(44〜45ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:2922文字
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