中国という国の本質を、文明史的な構造、特に周辺国との対外関係の歴史から探る1冊。中国は人種的・民族的な中核が明確でなく、言語、自然境界、生活形態といった「国境」に類する不連続的断面が乏しい。その時々の力関係や歴史的・政治的要因で境界自体が敏感に変動しやすく、いわばタマネギのような構造である。(71ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:634文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。