私は1979年に常務として森永乳業に入社し、その6年後に社長に就任しましたが、当時、この会社は乳業会社の古い体質を色濃く残していました。市場では清涼飲料メーカーと競合することも多いのに、商品開発にはダイナミックさが欠けており、ブランド戦略も根づいていなかった。コーヒー牛乳はあくまでも「森永コーヒー牛乳」であり、別の名称で売るという発想は乏しかったようです。(1ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1406文字
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