2002年10月31日。当時96歳だった中山素平氏の話の広がりに、失礼は承知のうえで「遺訓と受け止めてもいいですか」と申し出た。その時の冗談めかした返事が、これである。 当時、銀行の不良債権問題には展望が見いだしにくく、日本経済の先行きについても悲観論が主流を占めていた。そこへ、銀行の不良債権比率を2年で半減させるという竹中平蔵金融大臣(当時)の政策が浮上した。(8ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1700文字
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