「吠えない番犬」と揶揄されてきた公正取引委員会が、急速に力をつけている。小泉純一郎首相と、女房役の竹中平蔵総務相が進める構造改革路線を追い風とし、企業の談合や独占行為に激しく噛みつき始めた。来年1月の独占禁止法改正でさらに権限を拡大することになる公取委。競争政策を司る日本経済の番犬は、今やすべての日本企業にとって無視できない存在になった。(50〜53ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4536文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。