田中 私は、2006年の中国経済はとてもデリケートな局面を迎えると見ています。過去1年半ほど、中国は過熱した経済の調整過程にありました。過熱を適切に抑え込むのは、中国では非常に難しい。景気調節に当たって、政府が通常の金融政策の手段に頼ることができないからです。 過熱調整の過程を通じて、中国の基準金利(6カ月物)はわずか0.18%しか上がっていません。(12〜14ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:4037文字
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