昔、性感染症のことを花柳病と言った。1903(明治36)年に日本花柳病予防協会(現・性の健康医学財団)が設立された当時、花柳病は梅毒、淋疾、軟性下疳(げかん)、鼠径(そけい)リンパ肉芽腫を指した。花柳病はやがて性病、性行為感染症、性感染症と名称を変え、今やSTD(sexually transmitted diseases)などと呼ばれるのが一般的になっている。(65ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:739文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。