米経済の減速懸念を受け、東京外国為替市場では11月12日、2006年5月以来約1年半ぶりに1ドル=110円の大台を一時突破した。123円台だった7月から、わずか4カ月で13円も円高が進んだ。そこで、上期には円安で潤った自動車各社も一転、警戒感を強めている。例えば、2007年9月中間期で円安効果により486億円が営業増益要因となった日産自動車は、通期で1ドル=117円と設定している。(8ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:1653文字
(※) 「読者特価」でご購入の際、日経IDに未ログインの場合は途中で通常価格が表示されることがあります。ご購入画面をそのまま進んでいただき、「次へ(お客様情報の入力へ)」のボタン押下後に表示されるログイン画面で日経IDをご入力ください。特価適用IDであれば、表示が特価に変わります。