近江商人の町として栄えた滋賀県近江八幡市が揺れている。わずか1年前の2006年10月にPFI(民間資金を活用した社会資本整備)方式で開かれた近江八幡市立総合医療センターの経営が悪化し、市の病院事業会計が多額の赤字に喘いでいる。近江商人ゆかりの自治体のソロバンを何が狂わせたのか——。近江八幡市の病院事業会計は長く黒字が続き、公立病院経営の模範とされてきた。(10〜11ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:3146文字
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