中国、インドからベトナムへ──。かの地で欧米企業による人材の奪い合いが拡大している。標的はこれまでのような安い労働力ではない。企業をさらなる成長へと導く「才能」である。労働力や資金量だけがものをいう時代が終焉し、人間の英知が最大の原動力になり始めた。そんな中、新興国の賃金高騰に円安が重なって、日本企業は欧米の列強相手に劣勢が続く。(26〜33ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:9208文字
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