日本政治の研究者が、初来日以来45年間、見聞きし、触れてきた日本の社会、政治の特徴や変質を論じる。 1990年代が分水嶺だと分析する。バブル経済の到来とその崩壊で日本人の価値観は大きく変動した。日本は宗教、民族、人種など「横」の連帯感に基づく意識や社会構造よりも、社会的なヒエラルキーという「タテ」のつながりに基づく意識・構造が強いとされてきた。(86ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:645文字
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