「埋め立て地から出るメタンガスを、地中に埋めたパイプからすぅっと吸引して集め、燃やして電気を作ると、それが排出枠に生まれ変わる」。東京・丸の内のオフィスビルの一室で、白髪の男性は熱弁をふるう。 波多野順治、67歳。まるで大学教授のような風貌の男性こそ、今や環境ブームに沸く世界の中で、京都議定書の排出枠ビジネスの先駆者として注目を集める人物だ。(174〜176ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数:5037文字
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