特集　東京電力、新日石、トヨタも危うい　電池を　第４章
始まった電源争奪戦

　9月4日、茨城県石岡市にある昭和シェル石油の研修所。同社のシンボルマークである赤と黄の貝殻印のついたヘルメットをかぶった人たちが屋上に上り、不慣れな手つきで太陽電池のパネルを屋根に取りつけ始めた。　指導員から注意が飛ぶ。「太陽電池の上でモノの受け渡しをしないように。万が一落としたらパネルを傷つけてしまいますよ」。(32〜35ページ掲載記事から抜粋) *テキスト版記事の文字数：6306文字

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